減量に臨んで

昨年は、実父・義母・恩師と立て続けに3人の恩人の旅立ちに直面し、何かとあわただしく1年を過ごしてしまいました。家内が義父の元に長く逗留とうりゅうした事もあり、20年ぶりの一人暮らしも経験しました。一人での生活をする上で一番気を遣ったのは「健康維持」でした。食事と睡眠。できれば運動も取り入れられたらなお良かったのですが、時間的にそこまでは無理か、と勝手に決め込んで・・・。その結果が、今年3月の「74.5㎏」という体重との出会いでした。ショックというより、どーしよー、という思いでした。そして、75kgという数字にすごく抵抗感を感じました。ちょうど春期講習に入る直前でした。

とりあえず運動。以前からやったりやらなかったりしていた「超ゆっくりスクワット」を毎晩実行することにしました。自身初の「計画的減量」。結果的にこれがすべての始まりとなりました。ちょうど同じ時期にテレビの番組内で、「毎日、朝・昼・晩と体重を量り、数値を記入するとやりがいに繋がる」と言っているのを見て、フムフム、それはいい!と思い、実施。

ところが前述の「超ゆっくりスクワット」、毎晩実行する、といっても久しぶりなので、多くの回数が出来ない。無理して回数を増やす事を考えると、逆に続けられる自信が持てない。仕方ないので1日5回と回数を決めて、2週間。春期講習も終わり1学期が始まりました。が、体重は変わりません。74.0~74.5kgの間を行ったり来たり。以前の自分だったらこの時点で諦めているところ。でも今回は、計画的に減量する、と決めているので、めげずに続けます。

体重の数値メモを見ると、夜寝る前より朝起きた時の方が300~500g減る、ということが分かってきました。トータルではほとんど変わっていないけれど、この300~500g減る、という事実が(たったの0.3~0.5kgなのに)、結構勇気を与えてくれました。数値記入の効果絶大なり!!

そして、ゴールデンウィーク直後から始めた食事制限。といっても、単に「夜中に食べない」というだけのことだったのですが、これが結構大変でした。塾を出るのが23時、家に帰り着くのが24時、そして普通に夕食、というのがそれまでの日常でしたから、家に帰ったら食事をするもの、と体が自然に覚えこんでいたのです。さすがに夜中なので野菜主体の食事だったのですが、それらをすべてカット。最初の2週間は無性むしょうに何かを口に入れたくなる、それを我慢して野菜ジュースを流し込む、といった感じでした。

夜食カットをして2週間経ったころ、初めて74kgを切りました。すると、それから1週間の間に73kgまで減り、かなり有頂天。ところが、次の1週間はほとんど変わらず、少しへこむ。でも、その頃には家に帰ってから無性に食べたい、ということがなくなっていました。これはかなり不思議な体験でした。あんなに食べたくてしょうがなかったのに、あの食欲はどこに行ってしまったんだろう? 欲求に関する習慣を断ち切るには、最低2週間必要なんだな、と悟りました。

次の1週間でまた1kg減り、その次の1週間は変わらず。このパターンを結局6回繰り返しました。要した期間は、単純計算で2週+(1週+1週)×6回=14週=3ヶ月半。夏期講習の直前(7月中旬)に68kg台に。朝起きたばかりの時には67kg台が出ることもしばしば、という状態にまでなりました。67kg台といえば、運動部に所属していた大学時代以来、ということになりますので、これはかなり嬉しかったです。

結局減量は68kgになったところで終了。今の食事の摂り方とスクワットの回数では、68kgが適正ということのようです。でも、また取り組みたいな、と思わせてくれる結果で自分としては満足です。次回は運動の質を向上させたいな、と思います。ただし、たった1日数回ずつのスクワットでも、この半年で足腰はかなり強化されました。というより、気づかないうちに脚力がかなり低下していたんだ、ということを思い知らされました。最近は駅でエスカレーターに全く乗らなくなりましたし、階段の上り下りもすべて1段飛ばし、が私の中での常識になっています。

さて、最後に重要点をまとめると、

  1. 就寝4時間前以降の飲食のカット
  2. 脚力の鍛錬(結果的に腹筋や背筋を使い、深呼吸で肺機能が高まる)
  3. 記録をきちんとつけること
  4. 力まずにただ、継続すること(出来ない日ややりたくない日があっても次の日からまた続ける)

以上の4点です。

自分で決めたことを、途中でほうり捨てることも無く、長期間取り組めたことに、大きな自信を得ることのできた1年でした。(後日譚あり)